ニート[NEET](にーと)の意味・関連語を解説。

ニート

ニートとは、職に就いておらず、学生でもなく、求職活動もしていない未婚者のこと。

【年代】 2004年   【種類】 カタカナ英語

 

『ニート』の解説

ニート(NEET)とは"Not in Employment, Education or Training"の頭文字で、英国で生まれた言葉である。ニートは1990年代、英国の若者の就労意識低下に対する労働政策に用いられた言葉で「職に就いておらず、学校などの教育機関にも属しておらず、職業訓練も受けていない15~34歳の未婚者」を対象とした。フリーター、退職者、失業者はニートに含まれず、逆に就業意識はあっても求職活動をしていない場合や家事手伝いはニートになる。
NEETという言葉はイギリスではあまり普及せず、欧米でニートといった場合、「きちんとした」「こぎれいな」といった意味の"neat"を連想されることが多い。1981年に大手化粧品メーカーのCMソングとして起用された『ニートな午後3時』のニートはこちらの意味になります。また、Near-Earth Asteroid Tracking(地球に接近する小惑星観測プロジェクト)を略したNEATという言葉もあり、このプロジェクトで発見された彗星でニート彗星と呼ばれるものもあります。

スポンサードリンク

『ニート』の関連語