窓際族
窓際族とは、第一線を退き閑職に就く中高年サラリーマンのこと。
【年代】 1978年 【種類】 −
窓際族の解説
窓際族とは出世ラインに乗れなかった中高年サラリーマンの中で、実質的な仕事を与えられず、遊軍的な立場に置かれた人を揶揄する言葉である。1977年(昭和52年)6月の北海道新聞のコラムで窓際族の元になったとされる『窓際おじさん』という言葉が使われている。当時、高度成長期に雇用した中高年層があふれ、ラインの管理職から外れた者は仕事も与えられず、窓際に追いやられたデスクで新聞を読んだり、外を眺めては時間を潰すという光景がみられた。そんな光景を北海道新聞は『窓際おじさん』という言葉でコラムに載せた。翌年の1月には日本経済新聞が新年連載「ニッポン・生きる条件」で、OLの雑談中にあった言葉として窓際族を紹介している。
窓際族の『族』という言葉から複数人の集団をイメージするが、このような状況に追いやられた個人に対して使われることのほうが多い。窓際族は日本企業が終身雇用を謳っていたことから確立したポストであり、人員削減を中心としたリストラが行われるようになってからは、窓際族と呼べる悠長なものではなくなってきている。また、1980年代に入ると窓際族は学生の間で休み時間などに人と接しず、一人で時間を潰す生徒に対しても使われた。
窓際族といえば・・・
窓際族といえば『負け組』とイメージする人も多いと思うが、必ずしもそうとは言えない。日本人初の世界規格である家庭用ビデオのVHSというフォーマットは、当時日本ビクター株式会社の窓際技術者と呼ばれる人たちが、本社に極秘で進めたプロジェクトの中で生まれたものである。要するに、個々人の裁量、考え方如何で先は変わってくるわけである。
※窓際技術者によるVHS誕生ストーリーは『』というタイトルで、西田敏行、渡辺謙、緒方直人といったキャストにより映画化もされている。
窓際族の関連語
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- エイハラ
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