ツッパリ
ツッパリとは、若者が虚勢を張ること。
【年代】 1979年 【種類】若者言葉
ツッパリの解説
ツッパリとは若者が虚勢を張ったり、いきがること。その多くは非行・不良行為で具現化されたため、非行・不良行為をする少年・少女をツッパリ兄ちゃん、ツッパリねえちゃんと呼び、そういった少年少女の総称としてもツッパリは使われた。ツッパリの特徴は丈の長いズボンやスカート、刺繍の入った学生服など規定外の制服を着用、男子は剃りやリーゼント、女子はパーマといった髪型が多かった。ツッパリの多くは、些細に思える原因で喧嘩を始めたり、喫煙、飲酒、バイクでの暴走といった違法行為を行っていた。更に暴力団と関係をもち、薬物を乱用する者や恐喝、万引きといった行為をする者もあった。ツッパリは1970年代から1980年代に使われた言葉で、1980年代末から1990年代にはヤンキーという言葉がそれに取って代わった(ツッパリとヤンキーは、厳密にはタイプが異なります。ヤンキーについては関連ページ参照)。
ツッパリといえば・・・
1980年代、ツッパリはひとつのブームとなり、ツッパリをキーワードとした音楽、キャラクター、マンガなど、商業的に成功を収めたものも少なくない。以下は、その主なものである。
【横浜銀蝿】
1979年に結成し、1980年9月21日『横須賀BABY』でデビュー。『ツッパリHigh School Rock'n Roll 登校編』、『あせかきベソかきRock'n Roll run』といったヒット曲をもつバンドである。メンバーの格好、歌詞、心情(コンセプト)の全てがツッパリに通じており、当時のツッパリやツッパリに憧れる若者を中心に支持を得ていた。
【ビー・バップ・ハイスクール】
きずらかずひろ原作のコミックで、1983年から20年に渡り、『週刊ヤングマガジン』で連載。単行本(48巻)も4000万部を売り上げるといった人気マンガである。後に仲村トオル、清水宏次朗、中山美穂といったキャスティングで映画化され、2004年には窪塚俊介、石原さとみといったキャスティングでドラマ化もされている。怖いだけのツッパリでなく、コミカルな部分を取り入れたことで、世代を超える人気を得た。
【なめ猫】
本物の子猫に学ランなどツッパリ特有の格好をさせたキャラクターで、1980年にデビュー。ブロマイド、下敷き、カレンダー、ポスターといった『なめ猫グッズ』が売れた。特に人気のあった『なめ猫免許証』は1000万枚を売り上げているが、尋問時にこれを提示する交通違反者が多かったため、警察からお叱りが入るほどの社会現象にもなった。しかし、動物愛護協会から虐待を疑う声が寄せられ発売中止。2年という短命なブームで終わっている。
※2005年には『なめ猫グッズ』が食玩という形で復刻している
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