イエスマン(いえすまん)の意味・関連語を解説。

イエスマン

Iesu Man

イエスマンとは、上司など目上に対してご機嫌取りをする人の一種。

【年代】 1950年   【種類】 -

 

『イエスマン』の解説

イエスマンとは上司や先輩など自分にとって影響力のある人や権威のある人に対してご機嫌取りをする人の一種で、目上の人からの頼まれ事や意見に対して「はい」「いいですねえ」といった肯定的な返答しかしない人のことである。イエスマンは主にサラリーマンなど企業人に使われる言葉で、ワンマン経営者やカリスマ性のある社長の周りに多いとされる。こういったイエスマンは扱い易い良い人材に見えるが、明らかに誤った方向に進んでいるときや間違った意見に対しても指摘をせず「はい」と答えるだけなのでよいことばかりではない。実際、社長の取り巻きがイエスマンばかりであったために危機に瀕した会社もある。現代ではイエスマンを自分の意見を持たない者として低く評価する企業や上司も多い。
ちなみに元々は、戦後占領下の政府当局者で国政の細部までいちいち指示を受けないと行動が出来ない人を意味する政治用語であった。

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