ゲロ
ゲロは「嘔吐」「自供」「蛙」「とても」といった複数の意味を持つ。
【年代】 意味により異なる 【種類】 -
『ゲロ』の解説
[1] ゲロとは胃の中にある飲食物を吐き戻すことで「ゲロする(過去形:ゲロった)」「ゲロる」ともいう。また、そうした吐き出された吐瀉物を指しても使われる。この意味では昭和初期から使用されており、世代を超えて最も頻度の高い意味である。
[2] ゲロとは自白・自供という意味で、もともと警察の隠語であったが不良を中心に一般にも使用されるようになる。自供・自白が「隠していることを吐く(話す)」ということから、[1]の意味とかけて出来た意味である。
[3] ゲロとは「とても」「すごく」といった後に続く内容を強調する言葉として、1990年代に入った辺りから若者に使用されている。「ゲロかわいい」「ゲロブス」「ゲロうま」「ゲロまず」といった形で使われ、後に続く内容は特に限定されていない。
[4] ゲロとはカエルのこと。これはカエルの鳴き声「ゲロゲロ」からきている。ただし、この意味での使用は少ない。
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