シェー(しぇー)の意味・関連語を解説。

シェー

Shê

シェーとは、驚いたときに発する感動詞。

【年代】 1965年   【種類】 若者言葉

 

『シェー』の解説

シェーとは赤塚不二夫のマンガ『おそ松くん(1962~69年の週刊少年サンデー連載)』に出てくるイヤミが驚いたときにいう感動詞で、1963年から独特な両手のポーズを使った「シェー」が登場する。1965年にポーズも含めシェーという言葉が大流行、翌1966年には映画『怪獣大戦争』の中でゴジラがキングギドラをやっつけた際にシェーのポーズをしたことが話題となる。
ちなみにこのシェーという言葉が生まれたキッカケだが、原稿を取りにきた編集者に原稿が出来ていないことを告げたとき、「ひえ~」と発したのが編集者の前歯がなかったためシェーと聞こえたからだと後のインタビューで語っている。

追加情報
本文ではゴジラがシェーのポーズをとったことが話題になったと書きましたが、他にも浩宮徳仁親王(2005年現在の皇太子殿下)がこのポーズをとって話題になりました。1970年8月5日大阪万博でのエピソードで、当時まだ小学生だった浩宮徳仁親王が三菱未来館を見学されている最中に「シェー」のポーズを披露。関係者は突然の出来事に困惑したそうですが、新聞にも掲載され話題となりました。

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