美人局(つつもたせ)の意味・関連語を解説。

美人局

美人局とは、妻が夫に相談の上で男と通じ、その男を夫がゆすること。

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『美人局』の解説

美人局とは夫婦で打ち合わせた上で妻が他の男と会い、妻とその男が色恋的な関係を持った(又は持ちそうになった)ことを言いがかりに、夫が男から金銭をゆすることである(男女の共謀であれば夫婦以外でも使われる)。
美人局と書いてつつもたせと読む理由は読みと書きの出所が違うためである。まず、読みのつつもたせは丁半博打でサイコロに細工をすることを意味する賭博用語『筒持たせ』からきている。偽物を掴まされることから先述の意味でも使われるようになった。次に書きの美人局のほうだが“「武林旧事」などに見えて、中国の元の頃、娼妓を妾と偽って少年などをあざむいた犯罪(広辞苑より)”とあるように、中国の犯罪名からきたものである。

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