家事ハラ(かじはら)の意味・関連語を解説。

家事ハラ

Kajihara

家事ハラとは、家事に関係した精神的・肉体的嫌がらせのこと。

【年代】 2014年   【種類】 -

 

『家事ハラ』の解説

家事ハラとは家事労働ハラスメントの略で、家事労働を行う者にたいする嫌がらせを指す。家事労働ハラスメント自体は2013年に竹信三恵子さんが発売した著書『家事労働ハラスメント~生きづらさの根にあるもの』からきており、当初は家事や育児、介護などの労働に対する不当な過小評価を問題視することから生まれた。つまり、女性に任せっぱなしのをそういった労働を無いものにしたり、見ない・見えないものにすることを指した。
ただし、家事ハラといった場合、男性(夫)の家事に対する女性(妻)のダメだしなど、家事をする夫のやる気を損なう妻の言葉や態度といったニュアンスで使われることが多い。これは共働き家族研究所が(夫の)家事に対する何気ないダメだしを家事ハラと呼び、『妻の家事ハラ白書』という形で調査結果を発表したことによる。
なお、家事ハラは2014年の新語・流行語大賞でノミネートされている。

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