よいよい
よいよいとは、手足が麻痺するや口がもつれるさま。
【年代】 江戸時代 【種類】 -
『よいよい』の解説
よいよいとはアルコール中毒や脳卒中によって手足が麻痺したり、口がもつれるといった症状のことで、差別的要素が強い言葉である。盆踊りなどの踊りで、両手を上げ、手の平をブルブル振る動作がある。その際に掛け声(合いの手)として「よいよい」という。踊りのこの動きを手足が麻痺した人に例え、こうした人をよいよいと言うようになったとされている。よいよいのこうした症状は滑稽に見えることから、しばしばコントなどお笑いの世界で用いられたが、昭和中~後期には規制がかかるようになる。また、よいよいという言葉もメディアでは使われなくなり、現代では知らない人も多い死語となっている。
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