面食らう
Men Kurau
面食らうとは、不意のことでとまどったり、あわてふためくこと。
【年代】 昭和時代 【種類】 -
『面食らう』の解説
面食らうとは「橡麺棒を食らう」の略とされる。橡麺(栃麺)は栃の実を粉状にして練り込み、麺棒で伸ばしていく。製法自体は他の蕎麦と変わらないが、栃の実を粉にして練り込んだものは固まるのが早いため、急いで(慌てて)麺棒をふるう必要があった。ここから「橡麺棒を食らう(ふるう)」が不意のことでとまどったり、慌てふためくさまを表す言葉となる。そして、これを略したものが面食らう(麺食らう)である。慌てふためくと言うと悪い要因をイメージしがちだが、背後から大声で驚かされた程度のもの、逆に急な出世や遠距離恋愛している恋人の突然の来訪といった良い意味での不意打ちも含まれる。
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