シネコン(しねこん)の意味・関連語を解説。

シネコン

Shinekon

シネコンとは、シネマコンプレックスの略。

【年代】 平成時代   【種類】 略語

 

『シネコン』の解説

シネコンとはシネマコンプレックスの略で、本来は4つ以上のスクリーンを持つ映画館にレストランや遊技場、ショッピングセンターなどが併設された複合施設のことである。ただし、日本では(複数のスクリーンを持つ)映画館自体をさして使われることが多い。また、シネコンの中で6スクリーン以下の小規模なものをミニコン、18スクリーンを越える大規模なものをメガコンともいう。シネコンの歴史は古く、1960年代後半にアメリカで誕生。日本にシネコンが登場したのは大店法改正の翌年である1993年4月で、神奈川県海老名市にあるワーナー・マイカル・シネマズ海老名が第一号である。
シネコンでは邦画・洋画・アニメなど様々な主要映画がひとつの建物で見られる他、満席が予想される人気映画は複数スクリーンを使い、時間差で上映することで混雑を避けられるといった利点がある。また、シネコンはレストランやショッピングセンター、ゲームセンターなどと連動した郊外型の複合施設が多い。これにより、ショッピングセンターなどの駐車場が使えるといった利点もある。更にシネコンの多くは、定員入れ替え性(座席指定が多い)で立ち見もなく、音響設備なども最新のものを取り入れているため、映画館の主要なスタイルとなっている。シネコンの多くは外資によるもので、主なシネコンにワーナー・マイカル・シネマズ、ヴァージン・シネマズ、AMCシアターズ、東宝系のTOHOシネマズ、松竹系のMOVIXなどがある。

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