三下
Sanshita
三下とは、博徒で最下位の者。下っ端のこと。
【年代】 江戸時代~ 【種類】 -
『三下』の解説
三下とは三下奴の略で、もともとは博打打の最下位の者や目の出そうにない者をいった(三下野郎ともいう)。これはサイコロの目が3以下の場合、勝てる見込みがないことによる。ここから博徒の下っ端のことを言うようになり、その流れでヤクザ(主に賭博を収入源としていたヤクザ)も下っ端の者、取るに足らない者を三下と呼ぶ。
下っ端という意味では広く一般にも浸透し、主に当人が卑下したり、影で侮蔑する際に使われたが、近年若い世代の中には知らない者も多く、日常会話でほとんど使われない死語となっている。
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