ぐりはま
Gurihama
ぐりはまとは、食い違うことやあてが外れること。
【年代】 江戸時代~ 【種類】 倒語
『ぐりはま』の解説
ぐりはまとは「貝合わせ」という遊びからきた言葉で、食い違うことやあてが外れることを意味する。貝の中でもハマグリは殻がしっかりし、形状が波形なため、もともと一緒だった殻同士でないとピッタリと合わないことから貝合わせに用いられた。そして、ピッタリ合わなかったものをぐりはま(ハマグリの倒置)と呼び、『蛤』をそのまま180度回転させた(逆さにした)漢字も存在した。ここから、貝合わせに関係なく、先述のような意味でぐりはまが使われるようになる。
後にこれが訛ったぐれはまという言葉が使われるようになり、現在も使われる『ぐれる』という動詞に通じる。
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