カミナリ族(かみなりぞく)の意味・関連語を解説。

カミナリ族

Kaminarizoku

カミナリ族とは、暴走族のこと。

【年代】 1959年   【種類】 不良・ヤクザ用語

 

『カミナリ族』の解説

カミナリ族とは現代でいう暴走族のことである。これはマフラーを外し、バリバリと騒音を立てて走るさま、また車の間を縫うように走るさま(ジグザグ走行)を雷(稲光)に例えたものである。当時、特に暴走族と走り屋の区別がなかったため、騒音を出して走る車輌(主に二輪車)全てを対象にカミナリ族と呼んだ。後に走り屋の前身とする見方と暴走族の前身とする見方にわかれるが、多くは暴走族の前身と言われている。ただし、1950年代にバイクを所持出来る若者は裕福な家庭の子であり、格好はお洒落で暴力性もなく、暴走族とはイメージの異なる集団であった。どちらにしても、現代では死語になっている。

スポンサードリンク

『カミナリ族』の関連語