フェミニスト(ふぇみにすと)の意味・関連情報・関連語を解説。

フェミニスト

フェミニストとは、女性を大切にする男性のこと。

【年代】 大正時代~   【種類】 カタカナ言葉

 

『フェミニスト』の意味・関連情報

フェミニストとは英語の"feminist"からきたカタカナ英語で、女性を大事にする男性や女性に甘い男性を指す。大正時代の書物には既に「女性讃美者」と書いてフェミニストと読ませたものもある。
ただし、英語の"feminist"は本来、「女性解放論者」や「女権拡張論者」といったfeminism(フェミニズム)を主張する人のことで、多くはそういった考え方の女性に対して使われる。そこから転じた上記のような誤訳が日本では古くから浸透し、本来の意味とは異なるカタカナ語として定着している。

フェミニストといえば・・・

本来の意味を知ったうえでフェミニストといえば田嶋陽子でしょう。
1941年(昭和16年)4月6日に岡山県浅口郡で生まれ、静岡県沼津市で育つ。1966年に津田塾大学院文学研究科英文学専攻修士課程を修了。1969年には同学科の英文学専攻博士課程を修了し、津田塾大学の非常勤講師に。以降、東京女子大学、共立女子短期大学、東京工業大学の非常勤講師を務める。1974年には法政大学第一教養部の助教授、1976年からは同学部の教授を務めている(2001年7月末まで)。
2001年には社民党から政界に出馬し、参議院議員を務める。2002年に社民党離脱、翌2003年には神奈川県知事選に立候補するが落選している。
これらの活動とは別に法政大学教授時代から、テレビ(バラエティ、ドラマ、CM)、映画、書籍と様々な分野で活動している。『ビートたけしのTVタックル』など、テレビ番組でのフェミニスト的発言で知った人も多い。こうした場での発言や書籍による日本のフェミニズムに対する貢献は大きいが、フェミニズムを超えた男性差別という見方も多く、特に男性からの批難の声は多い。また、同じ女性からも「人の意見を聞かず、感情だけで語っている」といった意見もあり賛否両論である。

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