ピッチ
Picchi
ピッチとは、PHSという携帯電話の一種の俗称。
【年代】 1996年 【種類】 -
『ピッチ』の解説
ピッチとは、PHSという種類の携帯電話に対する俗称で、元のPHSは"Personal Handy-phone System"の略である。ピッチという言葉は、PHSが本サービス開始から2年が経過した1996年に使われ始めた(1997年版現代用語の基礎知識に掲載)。
【PHSの解説】
PHSとは、第二世代デジタルコードレス電話を意味し、デジタル方式のPHSは、当初、傍聴されにくい点と音質がいい点からコードレス電話の子機として利用されてきた。また、当初は"Personal Handy Phone"を略したPHPという名称であったが、書籍などで知られるPHP研究所があり、混乱を避けるためSystemをつけたPHSに変更される。
また、簡易な基地局により公衆回線に接続出来ることから、野外への携帯を目的とした電話機として普及。携帯電話登場後も、料金の安さや、当時の携帯電話は地下街での利用が出来なかったことから、PHSに軍配はあがった。しかし、携帯電話の値下げや地下街でも利用出来るようになる中で、PHSの利用エリアの狭さ、途切れやすさが浮き彫りとなり衰退していく。
この対策として、高速な通信速度を生かしたデータ通信へと転換。ノートパソコンなどの普及により、Air-Edgeなど、データ通信のみのものが主軸となる。
逆に音声通信に関しては、主力企業であったアステルが2004年にサービスを終了。2005年4月にはNTTドコモが新規加入の打ち切りをしている。一方、ウィルコムが2005年5月より、PHS同士の通話を定額制にするといった新たな動きもある。
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