セカチュー
Sekachû
セカチューとは、小説『世界の中心で、愛を叫ぶ』の俗称。
【年代】 2004年 【流行語大賞】 トップテン入賞 【種類】 若者言葉・固有名詞の俗称
『セカチュー』の解説
セカチューとは2001年4月発売の片山恭一のベストセラー『世界の中心で、愛を叫ぶ』の略称である。2004年5月に映画化、同年7月にはTBS系列でドラマ化され、『セカチュー現象』といわれるほどのブームとなり、2004年の流行語大賞・トップテンも受賞している。セカチューの内容は恋人が白血病だったというもので、時代時代にブームになる病で成就しない恋物語のひとつではあるが、書籍が村上春樹の『ノルウェーの森』を抜いて小説過去最多部数になったことでもわかるように若者を中心に大きな支持を受けた作品である。
またセカチューは「セカチューを知らない=若者文化を知らない」という形で、世代や世代間交流を計る尺度的な言葉としても使われる。
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