夕暮れ族(ゆうぐれぞく)の意味・関連語を解説。

夕暮れ族

夕暮れ族とは、中年男性と若い女性のカップルのこと。

【年代】 1979年   【種類】 若者言葉

 

『夕暮れ族』の解説

夕暮れ族は、吉行淳之介の『夕暮れまで』(1978年)という著書に描かれたカップルを取り上げて出来た言葉で、中年男性と若い女性のカップルを意味する。
また、1980年代初頭には売春買春を仲介する愛人バンク『夕暮れ族』というものも登場。発起人である筒見待子のルックスがよかったこともあり、マスコミでかなり話題になったが、1983年に摘発され解散している。
どちらの夕暮れ族からきているかは不明であるが、1980年代には「あの子、おとなしい顔して夕暮れ族なんだって~」といった形で、「金持ちの愛人になる若い女性」という意味でも使われた。また、平成に入ると中年女性と青年のカップルを意味する逆夕暮れ族という言葉も使われた。

『夕暮れ族』の関連語

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