ショバ代・所場代(しょばだい)の意味・関連語を解説。

ショバ代

Shobadai

ショバ代とは、露天など場所を借りて商売する際の場所代のこと。

【年代】 江戸時代~   【種類】 -

 

『ショバ代』の解説

ショバ代の「ショバ」とは「所場」と書けばわかる通り、「場所」の倒置語である(倒置語とはひっくり返した言葉)。ショバは的屋の隠語で、単純に「場所」「席」という意味もあるが、主に「稼ぎ場所」という意を含んで使われる。的屋は祭事とともに移動し、定住した店舗を持たないため、ショバの区割りといった秩序維持を業界内で行った。この秩序維持を行う上層部団体に支払う上納金をショバ代という。また、そういった上層部には暴力団化(ヤクザ)したものもあり、ヤクザ用語のひとつとしても知られる。

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