バリア(ばりあ)空気バリアの意味・関連語を解説。

バリア

Baria

バリアとは、子供が汚い物や人に触れたときに囃して遊ぶときの言葉。

【年代】 昭和時代   【種類】 子供の遊び言葉

 

『バリア』の解説

バリアとは子供が汚い物や人(主に汚い物を触った人)に触れたとき、周りにいる友達に触れることで汚れを移すという遊びをするが、その際に使われる囃し言葉であり、おまじないや呪文的言葉である。
例えば、道路にあった犬の糞を踏んでしまった子供は隣りにいる友人に触る(実際に汚れた足でなく、鬼ごっこ同様手で触れる)ことで汚れ(鬼)は触れられた者に移る。しかし、「バリア」といいながら両手で体の周りをテントのように弧を描くと、汚れ(鬼)は移せなくなる。周りが全員、この「バリア」という呪文を唱えた場合、汚れ(鬼)はその子が持って帰ることになる。バリアはウルトラマンが怪獣のビームや炎といった攻撃から身を守る姿を真似たものである。後に架空のバリアよりもリアリティのある「空気バリア」という言葉が使われるようになるが、言葉が変わっただけで遊び方自体は上記のままである。
バリアのような囃し言葉は地域や時代によって様々な言葉が存在する。

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