斜陽族(しゃようぞく)の意味・関連語を解説。

斜陽族

Shayôzoku

斜陽族とは、華族令があった頃の旧上流階級のこと。

【年代】 1948年   【種類】 -

 

『斜陽族』の解説

斜陽族とは1947年に月刊文芸雑誌「新潮」で連載されていた太宰治の『斜陽』からきた言葉で1948年の流行語。『斜陽』は戦後、華族令の廃止とともに没落した貴族を描いた物語。そしてこの物語に出てくるような没落貴族のことを斜陽階級と呼び、後に斜陽族という言葉で流行語になった。
また、斜陽族をもじった社用族、車用族という言葉もある。

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