ぶっこみ
Bukkomi
ぶっこみとは、タクシーの運転手が自腹をきって売り上げをごまかすこと。
【年代】 昭和時代 【種類】 業界隠語
『ぶっこみ』の解説
ぶっこみとは、タクシーの運転手がノルマ達成のために乗車料金をごまかす方法のひとつで、客を乗せていない空車時に乗車メーターを回して走り、その分の乗車料金は自腹をきることでタクシー会社に売上げを上乗せして報告することである。多くのタクシー会社では売上げに対する一定率を給与として支給しているが、ある一定ラインに売上げが達しないとその率を大幅にカットするため、ぶっこみをした方が結果的に得をする場合に行われる。この場合のぶっこみはつっこみとも言われる。
余談だがぶっこみは太めの麺と旬の野菜を鍋に入れ、味噌味で煮込む信州郷土料理の名前や、釣り用語で「投げ釣り」という意味でも使われる。
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