敵本(てきほん)の意味・関連語を解説。

敵本

Tekihon

敵本とは、真の目的を隠し、他に目的があるように見せかけること。

【年代】 -   【種類】 略語

 

『敵本』の解説

敵本とは本能寺の変の前に明智光秀が言った有名なセリフ「わが敵は中国になし。京都四条の本能寺にあり。急ぎ攻め討て(「敵は本能寺に在り」で知られる)」を略したものである。つまり、毛利元就を攻めると称して出陣し、途中から急に本能寺にいる織田信長を襲った明智光秀のやり方のことだが、一般にも本当の目的を隠し、他に目的があるように見せかけることを敵本という。また、目的が他にあるように見せかけておいて、本来の目的を狙うやり方を敵本主義という。

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