韓流
Kanryû
韓流とは、韓国大衆文化の流行のこと。
【年代】 2004年 【種類】 -
『韓流』の解説・読み方
韓流とは韓国の大衆文化の流行を意味し、2000年頃に中国で生まれた言葉である。日本ではドラマ『冬のソナタ(通称:冬ソナ)』が話題となった2004年から使われるようになる。韓流に伴い韓国語講座テキストの売上が伸びたり、日本から韓国への旅行者が30%以上増加するなど様々な経済効果を生んでいる。しかし、韓流ブームの火付け役でもあるペ・ヨンジュン、チェ・ジウ、更にイ・ビョンホン、チャン・ドンゴン、キム・スンウといった韓流スターの来日時の騒ぎとは裏腹に韓国ドラマの視聴率は減少。業界では韓流=冬のソナタといった声もある。
韓流の読み方
韓流といえば、よくその読み方が話題となる。当初、FANの間では韓流という言葉が生まれた中国読み(漢音)の「はんりゅう」で普及。逆に『冬のソナタ』を放送したNHKを中心とするメディアは日本語読みの「かんりゅう」を一旦採用した。しかし、当初から使用している人がインターネットなどを通じて「"かんりゅう"ではなく"はんりゅう"」と正したり、メディア(主にクイズ番組)の中でも"はんりゅう"が正しいとするものも出てきたため両方の読み方で普及。メディアについては"はんりゅう"に流れている傾向にある。
ちなみに韓流の韓国語読みについてだが、まず"韓"と"流"をひとつづつ読むと「ハン」と「リュ(ー)」になる。しかし、韓国語ではN音とR(L)音が続くとき、どちらもN音にするかどちらもR(L)音へと変化する。したがって韓流の韓国語読みを敢えてカタカナ表記するとすれば「ハンニュ(-)」又は「ハルリュ(-)」といった感じにる。実際、韓国人に確認をしたところ「韓国語として読むなら"ハルリュ(ハンリュとも聞こえる感じ)"が正しいが、韓国では韓流という言葉は普及していない。むしろ、韓流って言葉を知らない人が多い。知っている人は中国語として使うため「はんりゅう」と読むだろうねえ」とのことでした。逆に韓国では日本の大衆文化が流行しており、韓流に対する日流(イリュ)が使われているそうです。日本で日流という言葉が使われないのと同じで韓国人が自分達の文化の流行を韓流と呼ばないのも納得といえば納得の意見でした(笑)
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