カイワレ族
Kaiwarezoku
カイワレ族とは、管理社会の中でしか生きられない中・高生のこと。
【年代】 1988年 【流行語大賞】 新語部門・表現賞 【種類】 -
『カイワレ族』の解説
カイワレ族とは医師であり文筆家でもある村崎芙蓉子の造語で『カイワレ族の偏差値日記』という著書のタイトルにも使われている。同書で村崎氏は当時の中学生・高校生を、土ではなく、ウレタンの苗床で完全管理の下に育てられるカイワレに例えた。また、カイワレ族である息子を「都会っ子のためドングリではないが、モヤシっ子ほどひ弱でもない」とし、「ドングリの背比べ」をもじった「カイワレの背比べ」という表現も使っている。つまり、管理社会でしか生きられない成績が普通の中学生・高校生を意味している。なお、カイワレ族は1988年流行語大賞で新語部門・表現賞に入賞している(受賞者は村崎芙蓉子)。
スポンサードリンク
『カイワレ族』の関連語
|