レッテル
Retteru
レッテルとは、ある人や物事に対する特定の評価こと。
【年代】 1909年 【種類】 カタカナ蘭語
『レッテル』の解説
レッテルとはオランダ語の“letter”で、もともとは商品に貼る商品名や内容、容量などを書いた小札のことである。この小札は商品の案内という目的と同時に商品のイメージを一方的に作るという考え方も出来る。ここからある人や物事に対する特定の評価や固定的なイメージをレッテルという。例えば、「医者だから金持ち」「過去にを不良品を出したから危険」といったものがレッテルにあたる。レッテルは小札からきているため、こうしたイメージ付け・特定の評価をすることを「レッテルを付ける」「レッテルをくだす」とは言わず、「レッテルを貼る」と言う。また人や物をおおまかに分類し、イメージ付けすることをレッテル貼りという。中高年層の「最近の若者は○○だ」といった発言や血液型によるイメージ付けがこれに当たる。
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